のどの病気
のどの病気の治療

 

○アレルギー性鼻炎・鼻炎・鼻づまりに、レーザー治療をお勧めします。

アレルギー性鼻炎・鼻炎・鼻づまりなどでお困りの方。

レーザー治療研究所を1995年に開設し、主に、アレルギー鼻炎や肥厚性鼻炎に対してレーザー治療を行っています。

個人差はありますが、特に薬では治まらない方に有効です。

 


 

○炭酸ガスレーザーのメリット

炭酸ガスレーザーは、メスや電気メスに比べ組織への侵襲が少ないため、鼻粘膜へのダメージも少ないです。

また、血管の閉塞が止血効果を生むため、麻酔や縫合の必要はありません。浮腫や瘢痕の減少、患者の術後不快の軽減、術後の治癒促進などに効果的です。

侵襲が少ないので出血はほとんどなく、乾燥したクリーンな術野の確保も可能にします。さらに手術時間の短縮や手術の簡便化にもつながります。

※診察、処置費用などはすべて保険適応です。


 

 

炭酸ガスレーザーとは

炭酸ガスレーザーは、レーザー光を発生し、水に吸収される特性があります。

鼻腔内の粘膜を非常に浅く焼灼することができるため、他の手術に比べて組織への侵襲が少なく安心して治療できます。

レーザー手術は外来通院が可能です。


 

 

レーザー治療の適応について

  • アレルギー性鼻炎、特に内服薬や点鼻薬で治療しても症状が治まらない方
  • スギなどの季節性鼻炎、花粉症(発症前の方が効果が高い)
  • 温度差で鼻づまり、鼻水の出る方
  • 妊娠中に、鼻炎がひどくなった方
  • 手術中、動かない小学校高学年

 

 

レーザー治療の治療方法

  1. 麻酔薬を浸した綿花を、約20分鼻に入れておきます。
  2. レーザーで下甲介粘膜を両側で約6分照射します。
  3. レーザーの熱凝固作用により出血はほとんどなく、粘膜がアレルギー反応を起こしにくい状態になります。
  4. 照射後1~2日は粘膜が一時的に腫れ、鼻づまりや鼻水が出る状態になりますが、徐々に改善されます。

 

 

■レーザー治療の手術方法

炭酸ガスレーザー手術は、アレルギー反応を起こす下鼻甲介の粘膜部分にレーザーを照射することでアレルギー反応を抑制し、くしゃみ、鼻水、鼻づまりを抑えさせる方法です。レーザー照射は症状に応じて何回かに分けて治療します。

手術は鼻腔内に表面麻酔薬を含ませたガーゼを15~20分挿入し麻酔を行った後レーザーを照射します。手術の時間は10分程度で終わります。

麻酔も含めた総手術時間は30~40分程度で、術後はすぐ帰宅できます。

 

※レーザー治療ご希望の方は受付終了時間一時間前までにお越しくださいますようお願いいたします。

 

 

レーザー治療の痛みについて

炭酸ガスレーザー手術の術中、術後の出血、痛みはほとんどありません。

また、お子様でも安心して行える治療です。

詳しくはお気軽にご相談下さい。

 

 

術後について

炭酸ガスレーザー手術の術後は鼻にガーゼなどを詰める必要はありません。

そのまま帰宅することが可能です。

鼻づまりが一時的に起こることがありますが、約1日ですぐに改善されます。

 

 

レーザー治療の治療効果

鼻づまりに対して80%以上の有効率があります。照射前と照射後を、鼻腔通気度検査で比べています。満足がいかない場合は、繰り返し照射することで効果を高めます。